大学生1年目の夏休み終了

1年浪人して、大学に入学した。

あっという間に時間が過ぎてしまった。大学生活の8分の1が終わってしまった。

苦労した一年間の浪人時代。それに見合うものは得られているのだろうか。

人生の夏休みと言われる大学生活、充実したものにできているのだろうか。

 

夏休み前は、慣れない学校生活、サークル活動、初めて経験したバイトで生活に不足感を感じることはほとんどなかった。

特にサークルは本当に生活の中心になっていた。

サークルのない日は、次サークルに行ったら何をしようか常に考えていた。

家にもギターを一本買ったから、家でギターの練習をしているときもサークルのみんなを思い浮かべながら練習していた。

多摩キャンパスのブレーメンとの合同ライブの時は、もう必死に練習した。

そのおかげで最初よりもだいぶギターが弾けるようになった。

必死に練習しなくても、Uフレットを見ながらなんとなくギターで遊べるようになった。

たぶんこのタイミングで「慣れ」が生まれた。

その「慣れ」はサークルに限ったことでなく、授業やバイトでもそうだと思う。

 

今までは何も感じなかった、一人で受ける授業がつらくなった。

友達を見つけても、別の人と話していると避けてしまっていた。

「慣れ」ていない「新鮮」であったものが、当たり前の生活の一部になった。

リアルが直接飛び込んでくるようになった。

授業での友達も、ノリの違いを感じてしまうようになった。

自分もインキャなくせにインキャを蔑み、近づきがたく感じてしまうようになった。

 

明日から、後期の授業が始まる。

一年生の後半がスタートする。

自分はどうなりたいのか、どうありたいのか。全く考えてこなかった。と言うよりも逃げていた。将来どんな職業に就きたいのかさえ考えていない。目の前の楽しい、楽なことに逃げている。

自分は引きずらない性格で、うじうじしない。

ま、いっか。とすぐに言える性格。という自己暗示で、考えないことを正当化してしまっている。

自分を変えるというのは勇気がいる。勇気を出し続けると疲れる。

だけど、せっかく大学生活に不足を感じてるんだからちょうどいいじゃないか。

ちょっとずつ、1つずつとかじゃなく、一生懸命やっていようと思う。

具体的にはすぐに思いつかないけど、自分はわかっているはずだ。

癖になって、考えもせず逃げてきたけど、その逃げのタイミングが。

ひねくれず、自分に正直になって自分を鍛えていきたい。

ラッキーなことに自分は自己肯定感の塊だ。

これも自己暗示なのかもしれないけど、そんなのは知らん。

俺ならできる。

 

 

大学1年目の夏休み終了